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"Title : この無理の先に、本当は、どういう弁護士で満たされる、どういう社会が待っているのかーー。私たちは、真剣に考える必要があります。
"Cats : 社会・世相・時代の参考情報,弁護士
"Tags : 弁護士,司法制度改革
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弁護士に対して言われる、いわゆる「成仏理論」(「弁護士『成仏理論』が描き出す未来」) の立場は、ここで書いてきたことを、ある意味、十分承知している考え方のようにみえます。つまり、このままの「改革」路線でいけば、「金持ちの味方」ではなく、「世の中の人々のお役に立つ仕事」をしようとする弁護士は、もはや「成仏」覚悟じゃなきゃできない、ということを。
最近も、司法試験合格「3000人」の夢を捨てきれない人たちから、彼らが掘り起こされると想定している需要が増員弁護士を成り立たせるというよりも、実は対価度外視のような弁護士を前提にしているような発言(「Schulze BLOG」)が飛び出しているのを見ても、「成仏理論」こそが、この「改革」の無理の象徴であると改めて感じさせられます。
この無理の先に、本当は、どういう弁護士で満たされる、どういう社会が待っているのかーー。私たちは、真剣に考える必要があります。
引用:元「法律新聞」編集長の弁護士観察日記 「改革」が本当に残そうとしている弁護士
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