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"Title : Listening:<福井・中3殺害>再審取り消し確定 最高裁、特別抗告を棄却 - 毎日新聞
"Cats : 社会・世相・時代の参考情報
"Tags : 時事・ニュース,最高裁,再審請求,福井女子中学生殺害事件,特別抗告
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2014年12月13日
福井市で1986年に起きた女子中学生殺害事件の再審請求審で、最高裁第2小法廷(千葉勝美裁判長)は10日付で、殺人罪で懲役7年の有罪が確定した前川彰司(しょうじ)さん(49)=満期出所=の特別抗告を棄却する決定を出した。再審開始を認めた名古屋高裁金沢支部決定(2011年11月)を破棄して請求を退けた名古屋高裁決定(13年3月)が支持され、前川さんの再審が開かれないことが確定した。
小法廷は特別抗告を「抗告理由に当たらない」とだけ述べて退け、実質的な判断を示さなかった。
確定判決は、事件直後に前川さんを目撃したとする知人の証言が根拠となった。前川さんは捜査段階から一貫して否認し、服役後の04年に再審請求した。
弁護側は、知人の証言が不自然に変遷しており、捜査当局に誘導されていたと主張。さらに、遺体の傷の大きさは凶器とされた被害者宅の包丁2本の幅より短く、新たな凶器が存在する可能性があるとしたほか、逃走車両から被害者の血液反応が出なかったなどとする鑑定書を「新証拠」として提出した。
名古屋高裁金沢支部は「供述の信用性が脆弱(ぜいじゃく)なうえ、血液反応が消えた説明がつかない」などと指摘して再審開始を決定した。
しかし、異議審の名古屋高裁は供述の変遷を「合理的な理由がある」と判断して信用性を認定。凶器を「計測で誤差が生じたり傷が縮んだりすることはある。別の刃物が使われたとみることは遺体の状況と合わない」、血液反応も「掃除や太陽光で血液反応が低下した」とし、「無罪を言い渡すべき明らかな証拠には当たらない」と判断していた。【川名壮志】
引用:Listening:<福井・中3殺害>再審取り消し確定 最高裁、特別抗告を棄却 - 毎日新聞
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