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2014年5月29日木曜日

佐藤弁護士赤っ恥。『WiLL』編集長、元『週刊文春』編集長

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花田紀凱 | 『WiLL』編集長、元『週刊文春』編集長
2014年5月24日 7時36分

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足利事件で無罪を獲得、元被告とともにしょっ中テレビに出て得意満面(そう見えた)だった佐藤博史弁護士、今回ばかりは赤っ恥をかいた。

だってそうだろう。「無罪」を主張し、記者会見で「片山さんは絶対に犯人ではない」と言い「何のためにペンを握ってるんですか!」と記者たちを怒鳴りつけていたのに、ご本人の片山祐輔被告が自ら「私が真犯人です」。

佐藤弁護士、「私も騙された」では通るまい。本人の精神鑑定を求めるそうだが、まず人物鑑定、きちんとやってくれ。そんないい加減な男に騙されて裁判を続けていた自らの責任についてはどう取るのか。

かつて佐藤弁護士、片山についてこう語っていた。(『週刊現代』2013年3月9日号)

「実際に接し、その肉声を聞いて、今は(犯人と)違うと確信しています。警察もさることながら、彼を犯人扱いするメディアの報道姿勢も理解に苦しみます」

「もう一つ、彼が犯人でないという確信を持ったのは、真犯人が使用したとされる『遠隔ウイルス』です。彼にそれがつくれるのかどうか確認したら『つくれません』と断言しました」

「メディアはとかく、彼は『オタク』で、いかにもこういう事件を起こしそうな人物だと報道しがちですが、実際の彼は全然そんなことはありません、むしろコミュニケーションの取りやすい人物で、聞いたことには素直に答えるし、考え方についての違和感もない、ごく普通の人ですよ」

「彼は映画も好きだそうで、どんな映画が面白かったかを聞いてみると『レ・ミゼラブル』を挙げた。無実の人が捕まり、ジャン・バルジャンが罪を名乗り出る、あの彼が真犯人なら、この状況でわざわざそんな話をするでしょうか」

今、読むと笑うしかない。

片山自白後の会見で佐藤弁護士「真犯人メール」を送ったスマホを探し出した警察に「敵ながらあっぱれ」と言ったそうだが、よほど悔しかったのだろう、涙まで流していたという。
花田紀凱

『WiLL』編集長、元『週刊文春』編集長

1942年東京生まれ。66年東京外国語大学英米科卒、文藝春秋入社。88年『週刊文春』編集長に就任。6年間の在任中、数々のスクープをものし、部数を51万部から76万部に伸ばして総合週刊誌のトップに。94年『マルコポーロ』編集長に就任。低迷していた同誌部数を5倍に伸ばしたが、95年「ナチガス室はなかった」の記事が問題となり辞任、1年後に退社。以後『uno!』『メンズウォーカー』『編集会議』などの編集長を歴任。2004年11月より『WiLL』編集長。テレビやラジオのコメンテーターとしても活躍。産経新聞コラム「週刊誌ウォッチング」、夕刊フジコラム「天下の暴論」はファンも多い。好きなものは猫とコスモス。

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引用:佐藤弁護士赤っ恥。(花田紀凱) - 個人 - Yahoo!ニュース




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